「舌」の正しい位置って知ってますか?
上あごにピターっと舌がくっついている状態が正しい舌の位置です。
私は今通っている歯医者さんから「舌の位置」を教わるまで舌に正しい位置があることを知らなかったし、正しい位置にはありませんでした。
舌が正しい位置にないとどうなる?
私の舌は無意識の時には下の歯の間に下がっている状態でした。
小さい頃はよく、
- 口がポカンとあいている
- 食べるときにクチャクチャ
- 顎が外れたことがある
口が常にあいているからか、アレルギー性鼻炎、花粉症にもなりました。ついでに下あごが小さくて下の歯がおさまりきらずにガタガタ、笑うと上の歯ぐきが出てしまうガミースマイルです。
健康の問題もあるうえに、見た目にも影響があるなんて。。。
舌に正しい位置を覚えさせるためのトレーニング
正しい位置を知らなかった舌に、正しい位置を覚えさせるためには、舌のトレーニングをしたり常に舌の位置を意識したり。無意識にしていれば舌は下の歯に収まった状態になってしまいます。
- 舌をならす(舌打ち連打)
- あいうべ体操
- とにかく舌の位置を意識する!
慣れるまでは舌が疲れてきます。
なぜお口がポカンとあいているの?
原因の1つとして考えられる最大の問題は
新生児からの縦抱っこ!
なぜかというと、新生児から縦抱っこをされている赤ちゃんって頭がブランと後ろに垂れ下がっている姿をよく見かけませんか?
あの姿勢をあなたも真似してみてください。上を向くと口が開きやすくなるでしょ?
さらに、縦抱っこを続けられた赤ちゃんは、顎が上がった状態に癖がついてしまい、寝ている時にも反り返った姿勢で口があきやすくなってしまいます。
赤ちゃんの姿勢と発達とお口の関係
赤ちゃんは首が座りはじめて、寝返り&寝返りがえりをして、ハイハイをしてと成長発達していくのですが、これをすっ飛ばしてしまう赤ちゃんも増えています。
なぜなら縦抱っこだから!
縦抱っこばかりの赤ちゃんは、両腕を広げた姿勢が長いので、両手でモジモジして遊ぶ経験が少ないです。そして背中や腰がこりこりに固まりやすいので、寝返りができないか、反り返って寝返ったとしても飛行機ブーンの姿勢で腹ばいすら反りかえった姿勢になりやすい。
これが本当にもったいない!
寝返り&寝返りがえり→ハイハイなどで体の左右のバランスや体幹を鍛えていくのですが、その経験が足りなくと、立っている時も座っている時も姿勢が保てずに猫背や反り腰になりやすく、フラフラして集中力が保てない。体のバランスがとりにくいから歩くだけで疲れやすい、転びやすい、受け身が取りにくくてケガをしやすい。などなど。
そればかりか、舌の動きの発達にも影響を及ぼしているのです。
成長発達とともに赤ちゃんの舌の動きも前後→上下→左右に動かせるようになってお口の中も成長していくのに、成長発達をすっ飛ばしたことで、舌の動きもきちんと覚えられないまま成長してしまうのです。
その結果が私のように舌が正しい位置を覚えられないまま成長し、歯並びが悪く、顎が小さく、ガミースマイルで口呼吸なんてことに繋がってしまうかもしれないんです。口呼吸でドライマウス、風邪を引きやすい、口臭、なんてことにも。。。
まんまる育児で防げることがいっぱい!
赤ちゃんの時から、出来ればお腹の中から。
まるく育ってまるく抱っこしてまるくネンネして。
それだけで、無意識に正しい舌の位置が覚えられるように育ちやすい。最初から正しい舌の位置を知っていれば、トレーニングなんて必要ないんです。
赤ちゃんをまるい姿勢で育てることは
- 寝る寝ない
- ギャン泣き
- 反り返り
- 向き癖
などの改善だけでなく、
将来の
- 姿勢
- 体の使いやすさ
- ケガのしにくい体
- 腰痛、肩こり、冷えのないラクな体
- 集中力
- 手先の器用さ
- そして歯並びにも!
影響があります。
あなたの赤ちゃん、気になるところはありますか?
妊婦さんだったら、エコー写真を確認してみてみると分かるかも。エコー写真で赤ちゃんのお顔がバッチリ写っていたら、お腹の中から丸くなれずに反った姿勢かもしれません。
赤ちゃんがもし
- あごを上げて寝ている
- 口がいつもポカンとあいている
- 反り返っている
なら、今のうちにまんまる育児でケアしましょう!!
将来、床矯正や歯列矯正に何十万~何百万という大金をかけなくてもよくなるかもしれない。だけでなく!歯並びが良くて二重アゴにならず、呼吸しやすい厚い胸板と運動しやすい体に育ててあげられるチャンスがあります。
赤ちゃんの体、姿勢、歯並び、なんとかしたい!
もし気になって改善したいなら、お近くの「べびぃケア」「骨盤ケア」「まるまる育児」「まんまる育児」などのキーワードで検索してみると、ヒットするかもしれません。
最近はオンラインでレッスンをされている先生もいらっしゃいます。
ニコベビーでは、「ねんねと抱っこの個別レッスン」でまんまる育児をお伝えしています。
大人になってからではマシになる程度で骨の歪みや骨格は治りません。でも、赤ちゃんならまだ改善する余地がいっぱいあるのです。お子さんが出来るだけ小さいうちに、赤ちゃんも月齢が小さいうちに、妊娠中に、ベストは妊娠する前から!
もう遅い、じゃなくて、気づいたら「今」!
人生の中で「今」が一番若いんです♪
正しく快適でラクなまんまる育児を学び、練習し、ステキな笑顔とラクで動かしやすい体をプレゼントしたいですね☆