いつまでやったらいい?

まんまる育児、始めてから疑問に思う事。

いつまで丸くするの?というご質問が多いのでまとめてみました。

スリングはいつまで?

あっきースリング ストライプシリーズ トロピカルレインボー

「スリングは赤ちゃんの首が座るまで」

という話をよく耳にしますが、、、

 

それはモッタイナイ!!

 

あっきースリングは新品の状態なら大人を抱っこしても大丈夫な強度があります。

介護用でお使いいただいていることもあります。

 

なので、何才になっても使えます!

ただし抱っこする人の体力 筋力 体幹 次第です。

 

実際は、新生児からまんまる育児をしていると、

2才前後でしっかりと歩けるようになり、体力もついてくるので

「抱っこ抱っこ!」が少なくなり、あっきースリングを卒業する子が多い印象です。

 

我が家の次女の頃(2006年生)は新生児からの縦抱っこが流行っていて

当店でも縦抱っこを推奨していたころがありましたが、

その頃は3~4才になっても使えます!と伝えていました。

 

息子の頃(2011年生)からまんまる育児をお伝えするようになり、

その頃からは大きくなっても「スリング~!」という事が減りました。

 

なので、まんまる抱っこであっきースリングをご愛用の場合には

だいたい2才くらいまでは頻繁にお使いいただくことが多いです。

 

その後は、お出かけでちょっと疲れた時とき、

妹弟が生まれてちょっと甘えたいときなど、

あっきースリングはまだまだ大活躍します。

ただ重たくなってくるので、無理はしないでくださいね。

首が座れば縦抱っこ!??

縦抱っこ イメージ

このご質問がとても多い!

そして当たり前のようにスリングは首座りまで、と思い込んでいるママが多い!

 

赤ちゃんは首が座っても何もかわりません!

首が座っても、縦抱っこはまだまだ赤ちゃんには負担がかかる抱っこです。

 

なぜなら背中や腰の筋力が、まだ自分の体重を支える事ができないから。

首が座っただけで、縦にされることにはまだ適応できません。

 

↑の写真、赤ちゃんの姿勢がくにゃっと曲がっています。

この抱っこ、赤ちゃんは快適そうに見えますか?

もしこの姿勢で長い時間抱っこされていたら辛いと思います。

 

ではいつから縦抱っこ解禁かというと、

 

最短では自力でしっかりとお座りが出来るようになってから、だと思います。

 

自力でお座りができるということは、

自分の力で地球の重力に打ち勝って、縦になっても体を支えられるようになります。

 

自力でお座り、がポイントです。

座らせる道具に乗せて座ったとは言いません。

お座りは、ズリバイ&ハイハイが出来るようになってから

赤ちゃんは自分でお座りが出来るようになります。

 

ただ、お座りが出来るようになったからといって、

そこから縦抱っこを続けてしまうと、やっぱり赤ちゃんは疲れてしまいます。

起きている時には縦抱っこやお外が見えるカンガルー抱っこ、

寝ている時にはまんまる抱っこと使い分けると体に優しいです。

 

足をガバっと開脚させるような抱っこは、

ハイハイや歩き方がぎこちない動きになってしまうこともあるので

しっかりと歩けるようになるまでは

体の正面ではなく、脇腹をまたぐように抱っこすると開脚させすぎないですね。

おひなまき はいつまで?

スグネでおひなまき

新生児期、おひなまきが出来るようになると本当に神アイテムです。

これもやってみると、では いつまで巻くの?と思いますね。

 

答えは、いつまででも!いいと思います。

 

我が家の子どもたちは、体が疲れた時とかリラックスしたい時に

「巻いて~」とリクエストしてきます。

ネンネと抱っこの個別レッスンでは「おとなまき」といって

パパやママにもおひなまき体験をしていただくことがあります。

おとなまき

まるでお腹の中にいた時のように、おひなまきの布でピターっと包んでもらえると、

全身の力が抜けてリラックス効果が絶大です。

パパはたいていグーグー寝ちゃいます。

 

新生児期からまんまる育児を続けていて、反り返りなどなく特に問題がなければ、

首が座ったころから巻きっぱなしはしなくていいと思います。

お昼に起きている時間が長くなってくれば、

起きている時間は腹ばいや体操、手遊びなどする時間も増えてきます。

 

もしも反り返りが強い時

巻いていた方が寝つきが良い時

そのまま寝かせると同じ姿勢ばかりになってしまう

などの場合は、体をケアするためにも おひなまき は効果的なので

リラックス&体のケアのためには何才になっても便利ですよ。

まんまるネンネはいつまで?

SuGuNeでスヤスヤ寝ている赤ちゃん

まんまるネンネを「させる」のは、

赤ちゃんが寝返りと寝返りがえりが左右両方上手にできるようになるまで。

 

寝返りと寝返りがえりの両方、左右両方、自由にできるようになるまでは

寝姿勢を自分で自由に変えることが出来ないので

丸い姿勢になるように、寝る向きも変えてあげます。

 

寝返りと寝返りがえりが出来るようになれば、

自分で横向き寝も出来るようになるので、

横向きになった時に自然と丸い姿勢になると思います。

 

なので、まんまるネンネ自体もいつまででも!ですね。

 

ニコベビーのベビー布団SuGuNeは、

新生児期は丸い姿勢に保てるよう綿がふっくらとした分厚いお布団、

寝返りと寝返りがえりが出来るようになる頃にはある程度潰れてくるので

そのまま普通の綿布団としてサイズアウトするまで寝ることが出来ます。

まんまるはいつまででも!

もし自分だったら、

首がだらんと垂れ下がって足をガバっと開脚された抱っこと、

包み込まれるようなお姫様抱っこ、

どっちがいいかな?

 

反り返って寝ているのと、

丸まって寝るの、

どちらの方が長く気持ちよく寝られるかな?

 

気持ちが悪い時、

肩に担がれて背中をバンバン叩かれるのと、

背中を丸めて優しくさすってもらえるの

どちらがラクかな?

 

丸くなっている姿勢って大人でも落ち着きます。

 

おひなまきがどうしても可哀そう!と感じるなら

ぜひ「おとなまき」の体験をしてみてください。

体験することで、赤ちゃんに「おひなまき」をしてあげたくなっちゃいます。

 

ただ、丸い姿勢がラクといっても、同じ姿勢でい続けることはやっぱり疲れます。

だから、赤ちゃんにも腹ばいや体操をします。

 

自分だったらどうかな?

どのくらいの時間が心地良いかな?

想像してみると、赤ちゃんのこと、もっと分かるようになりますよ。