妊娠中の姿勢やケアが大切!
姿勢が悪いと赤ちゃんにも影響が
現代女性の体は、車や電化製品の普及など生活スタイルの変化により筋力が低下し、姿勢が悪くなっています。
妊娠するとホルモンの影響で骨盤が緩み、子宮や胎児が大きくなります。妊娠前から姿勢が崩れているところへ骨盤の緩みや子宮・胎児の重さがかかってくる為、さらに姿勢が崩れ、尿漏れ・腰痛や恥骨痛などマイナートラブルを引き起こす原因となります。
また、それだけでなく、姿勢を保てず反り腰になると切迫早産や逆子などを引きおこしやすくなります。姿勢の悪い母体の子宮は、いびつで固く、胎児の姿勢も悪くなりやすく、赤ちゃんの歪みや反り返り、哺乳力、寝つきや期限などにも影響を及ぼします。
育てやすい赤ちゃんを産む為に
妊娠中から母体が良い姿勢で過ごせる様にケアをしていく事は、マイナートラブルの軽減や安産を導くだけに止まらず、胎児へ良い環境を与えることに繋がります。母体の姿勢が良いと丸くて柔らかい子宮となり、居心地の良い環境で過ごした胎児は、良く寝て、おっぱいやミルクを上手に吸い、機嫌の良いいわゆる育てやすい赤ちゃんになります。
赤ちゃんの発達に応じた育児は、体や心、運動能力へも影響します!
発達に合わせた育児や遊びが大切
赤ちゃんは産まれて1年で、寝たきりの状態から自分自身の力で、ハイハイや歩くまで大きな変化を遂げます。泣いて、飲んで、寝る、この繰り返しの中で、筋力や神経が発達して行きます。1週間、1か月ごとに発達も変わってきます。
その発達を学んで、育児や遊びを適切に行うことで、歪みが少なく、体を柔軟に動かせることができる様になり、それが好奇心など心の発達へもつながっていきます。
スリングは赤ちゃんが安心する抱っこ
赤ちゃんが自分の意思で全身をコントロールできる時期(ハイハイ・自力でお座り)に、赤ちゃんの筋力がようやく強くなってきます。そこまでは、自分で自分の身体を支える事ができない為、赤ちゃんが安心するように支える抱っこや育児法方が必要です。
その抱っこを提供してくれるアイテムの一つがスリングです。
赤ちゃんの全身をすっぽりと包み込む事で、赤ちゃんが落ちる不安もなく、無駄な力が抜けて、リラックスして柔らかい体を保持し、良い眠りを促してくれます。
赤ちゃんの背中はCカーブ
自分の力で安定して歩く頃に少しずつS字状湾曲が出来ていきますが、その為にはそこまで背中のCカーブを保ち、筋肉の柔軟性を保持する事が大切です。筋肉は、縮んだり伸びたりすることで発達して行くからです。
また、向き癖や捻じれた抱っこや授乳姿勢は、左右の筋肉のバランスへも影響を及ぼし、歩行やその後の運動へも影響していきますので、寝かせ方や抱っこ、授乳姿勢も気を配ってほしいところです。
助産院つきひかり 代表
助産師:今井 理英(イマイ リエ)先生
- 助産師資格取得(2001年)
- 母子フィジカルサポート研究会会員
- トコプラクティック学院 ベーシック修了(ケア師2級)
- ICAAアロマセラピスト
- ICAAベビーマッサージ発達アドバイザー
- THAC医療従事者研究会
メディカルアロマケア
ベビー発達研究講座
ベビーリンパケア講座
妊産婦さんの骨盤ケアや赤ちゃんのケア・姿勢・発達に詳しいスペシャリストな助産師さん。
助産師としてだけでなく、整体やアロマ、ベビーマッサージ、リンパマッサージ、ツボ、気功などの豊富な知識の中から患者さんに合わせたケアが得意。
平塚の助産院つきひかりをはじめ、横浜、東神奈川などでもケアをしている人気の先生です。小田原のニコベビーでも月に2回ケアが受けられます。
ニコニコべびぃケア&骨盤ケア

